紙の保険証が届く

 

国民健康保険税の納付書が届いた。

毎年これを受け取るたびに「ほんま殺しにきとるなこいつら」と思うのだが、

今年はちょっと違う。

昨秋、父を看取ったのだが、丸1年は入退院・通院で、病院にお世話になった。

そのときに払った治療費や入院費が、驚くほど安かったのだ。

自分が納付している国保が、誰かの高額治療の助けになっているのだと実感した。

そして一昨年の秋から1年間は、父がその恩恵にあずかったのだ。

多額のお金が一瞬でなくなるのは痛いが、分納するのは面倒だ。

こういうものは潔く払うに限る。

そして、納付した翌日にまた国保課からの郵便物。

いったい何ごとかと思えば、紙の保険証が入っている。

同封された文書を読むと、紙の保険証発行は、これで最後だという。

すでにマイナカードを保険証がわりに使っているので、紙の保険証はいらないし

盗難や不正利用される可能性が高いと思っていたので、廃止は歓迎だ。

格安の医療費は、保険料を払っているからこそ受けられるメリットなので

認証システムのあるマイナカードに一本化してほしいと思っていた。

運転免許も早くマイナカードに一本化してほしい。

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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