新聞販売店

 

ダイヤモンド・オンラインのメールマガジンは、いつも見出しが面白い。

なので時々、気になった記事を読む。

今朝届いたメールの題名は

「新聞を読むほどバカになる」と思ってる人へ。新聞は「めくる」ものです

もうね、タイトルだけで興味をそそられる。

何せ“「新聞を読むほどバカになる」と思ってる人”に呼びかけているのだ。

新聞がためになると思っている人ではない。

読むほどバカになるという、おそらく過半数には届かないであろう一部の新聞読者がターゲットだ。

さっそく該当記事を読んでみた。

投資漫画「インベスターZ」を題材にした経済コラムの記事だった。

「インベスターZ」という漫画の存在は知っているが、読んだことはない。

コラムは、序盤から面白い。

まず小見出しの「新聞を読む10代はたった1%」がキャッチーだ。

>そういう意味では今や、紙の新聞も「誰も見ていないからこそ価値がある」というメディアになりつつある。新聞を読む人の割合は10代では1%前後、20代でも3%程度まで落ちている。

筆者は、紙の四季報が「他人が触れていない情報を体系的に仕入れるのに適している」と言い

新聞についても上記の結論に達している。

そして紙の新聞は、読みたい記事が少なくても、いろんな分野のニュースが盛り込まれているので

情報のタコツボ化を脱することができる。

そして、見出しだけでもニュースをざっくり把握できるのが利点だ。

>ネットには「新聞は読むほど馬鹿になる」といった言説もあふれているが、影響を受けるほど読み込む時間はないし、ほとんどの記事は精読する類いのモノではない。新聞は眺めるものなのだ。

だから気になった記事だけ読めばいいと。

私の読み方がまさにこれだ。

見出しで何について書かれているかはわかる。

あとは興味が湧いた記事だけ読めば、新聞を読む時間は短時間で済む。

ただ、共同通信のように作為的な見出しで印象操作を行う会社もあるので注意は必要。

新聞にもコミュニティノートのような機能が付いていればいいのに。

 

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。