午前中はお茶の先生のお手伝いで、保育所の茶道教室に随行。
保育所に入るのなんて、何年ぶりだろうか。
子供の数が多いといわれる東広島市でも、今日の保育所は各年齢とも1桁人数。
私が幼い頃通っていた保育所はここよりもっと僻地でも20人を超えていたので、
時代が違うとはいえ少子化は進んでいるのだと感じた。
いやむしろ市街地以外は人口減少かもしれない。
子供達それぞれの前に茶碗を運んで、先生が茶碗の扱いを教える。
茶碗を置くたびに、一人一人が「ありがとうございます」と丁寧な例を言うので驚いた。
こちらまで気持ちが引き締まるし、晴れやかな気分にもなる。
大人、しかも親よりも祖父母に近い年齢のおじさんに対して、
ちゃんと「ありがとう」が言えるものなのか。
私が子供の頃には考えられない。
それだけでみんなに対するかわいさが倍増する。
挨拶ひとつで印象がアップするというのは、こういうことなのだな。
子供ほど効果はないかもしれないけど、大人だって丁寧にお礼を言えば相手に伝わる。
明日からもちゃんと、挨拶やお礼の言葉を欠かさないようにしよう。