久しぶりに音田昌子さんのコラム『心に残ることば』より。
題名は
「思い」を出して、心のなかで再会する
懐かしい人、好きな人のことを思い浮かべるだけでなく、呼びかけてみるのだという。
きっかけとなった一冊が、養老孟司さんと下重暁子さんの対談集『老いてはネコに従え』。
下重さんは、好きだった人、思い入れが深い人の記憶を言葉にする。
そうすると、その人が来る、気配がするそうだ。
大切な人に対して、自分が何らかの行動を起こすと、その人との距離が縮まったような気がする。
物理的な行動でなくても、言葉に出すだけでも、通じるものがあるのかもしれない。
誰かのことを思い浮かべたら、どんな形でも「出す」ことで、きっとその人の存在がより身近になるのだろう。
明日からやってみよう。(今日は早く寝る)