白竜湖花火大会

 

4月最初の週末は、晴天スタート。

午前中は青空で、西条の蔵開きイベントは大勢の人でにぎわっていた。

観光団体の人に聞くと、体感的に去年の倍ぐらいの人出だという。

写真クラブの撮影会を、蔵開きに設定してよかった。

みんな、活気ある酒蔵通りを撮影できたと思う。

かくいう私は、知り合いに遭遇しすぎて、写真を撮るよりも話す時間の方が長い。

まあそれはそれで楽しいからいい。

コロナの制限が解除になったのは、去年の5月連休明けだったので

4月はまだ自粛ムードに包まれていた。

今年はそんな空気が一切感じられない。

マスクを着けている人はけっこういるが、それも見慣れてしまって違和感を覚えない。

人の多さに慣れていない(3年数カ月のコロナ禍だったから仕方ない)せいで、関係者は大変そうだった。

夕方、白竜湖花火大会にも行った。こちらのほうがもっと混雑していた。

去年は会場に歩いて行ける場所に車を停められたが、今年は昼頃には満車になったらしい。

数キロ離れた臨時駐車場に回されて、そこからシャトルバスで会場へ。

臨時駐車場の手前でも渋滞が始まり、シャトルバスがたどり着けない。

さらに臨時駐車場も満車となり、関係者は対策に苦労していた。

アクセスはももともと国道1本しかないような場所なので、会場付近も当然渋滞。

帰りも長時間待たされそうなので、花火の途中でシャトルバス乗り場に移動した。

かくして第一便で駐車場に帰ったのだが、すれ違うバス(会場行き)に乗客がいた。

反対車線は渋滞中だ。

かれらが到着する頃には花火が終わっているだろう。

私たちもあと30分遅く着いていたら、花火が見られなかったかもしれない。

会場の人出は、体感的に去年の3倍くらいに感じた。

運営側は来場者を多めに見積もっていたのだろうが、それを超える人たちがやって来たのだろう。

見られなかった客は気の毒だが、運営者たちにも同情する。

コロナ明けからもうすぐ1年。

自粛疲れはもうないだろうけど、みんな楽しみに飢えているのだろう。

小さなオーバーツーリズムは、各地でしばらく続くのかもしれない。

 

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。