去年の1月に、電子版の文藝春秋の年間購読を申し込んだ。
当時読んでいたnoteの「文藝春秋digital」が5月で終了して、以降は電子版文藝春秋になるということだった。
なぜ年間にしたのかというと、トートバッグがもらえるというだけの単純な理由だった。
そのトートバッグ、手元に届いてからはや10か月近く経とうという今日、初めて使ってみた。
今日の持ち物は34センチ四方と、普通のバッグには収まり切らないサイズ。
文春のトートバッグは縦横40センチと大きいものだったので、ちょうどよかった。
改めてデザインを見てみると、ロゴマークがすごく主張しているけど、嫌味な感じはない。
けっこうオシャレじゃんと思った。
私が知る佐藤可士和のデザインの中では一番マトモかもしれない。
(ベースの文春ロゴが秀逸なだけかもしれないが・・・)
持って歩いても恥ずかしくない。
むしろ気持ちいい。
トートバッグは満足度が高く、年間購読にしてよかったと思ったのだが・・・
肝心の文春の記事を、この一年はほとんど読んでいないことに気づいた。
個人的に、サブスクでありがちなことなのだが、
「読み放題」「見放題」といったシステムだと、意外と読まない、見ないのだ。
「いつでも見られる」という安心感なのか、気になるものでもつい先延ばしにして
後々になって忘れてしまうという悪循環。
いったいこれはどうしたものか・・・
記事に課金されること自体はまったく抵抗がないのだが、
お金を先払いしてしまうと、権利の行使を疎かにしてしまうのかもしれない。
といういわけで、購読1年を機に一旦休止してみる。
こういうことをすると、読みたい記事がたくさん出てくるものなのだけど、
本当に読みたいときだけお金を払うほうが安くつくかもしれない。
次の1年は、記事のスポット買い(できるのか?)で過ごしてみようと思う。
来年覚えていたらまた振り返りをここに書こう。