一日一枚 雨中の山茶花

 

今年の正月は個人的には喪中なのだが、年末に喪中はがきは出さなかった。

父の逝去は仕事関係の人たちにはアナウンスしていないし

喪中はがきを見て気遣いされるのも避けたかった。

だからといって、年賀状を出すのもどうかと思い、

「届いたものに返事を書く」という横着なスタイルを採用した。

とはいえ、やり取りする年賀状の枚数はだんだん減っていて

ピーク時には200枚近く出していたが、去年は100枚程度だったと思う。

届くのはさらに少ない。

得意先でもここ数年で年賀状廃止が進んでいるが分かる。

さて、今年は1月3日の今日時点で37枚の年賀状が届いている。

個人宛が17枚、ぶるぼん企画室宛が20枚。

年賀の挨拶はLINEが主流なのか、いやむしろ

何十年も付き合いがなかった旧友とLINEグループで年始の挨拶をしている。

年賀状が減るのは仕方ないことだ。

よくよく考えてみれば、たくさんの人に同じ絵柄と挨拶文をプリントして送っているだけ。

メッセージを一筆添えても、それ以外がみな同じというのは、どことなく味気ない。

文を手書きすることは好きなので、誰かにはがきをしたためたいと思うことが時々ある。

去年は書いた枚数が少なかったように思う。

今年は写真のように毎日はできないが、月に一度は誰かにはがきか手紙を書いてみよう。

目標だらけの年始になりそうだ。

 

 

ぶるぼん企画室は広島県東広島市を拠点に活動する編集プロダクションです。

ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *