田舎道のロッキー(5月31日撮影)

 

数日前に、ダイハツロッキーやトヨタライズが突然販売中止になったというニュースを見た。

理由が不明だったのだが、今日になって安全性能の試験で不正を行なっていたと報じられた。

ほとんどの車種に不正があり、全ての出荷が止まった。

友人の自動車屋は大丈夫なのだろうかと心配になる。

自分の車は、なぜかさほど気にならない。

むしろいまだに、いい車だと思っている。

燃費が良くて車内が広い。踏めば加速も良い。

乗り始めて1年半になるが、不満はほとんどない。

ニュースの記事を読み進めると

「安全性能担当部署及び法規認証室以外の者には『認証試験は合格して当たり前。不合格となって開発、販売のスケジュールを変更するなどということはありえない』というような考え方が強く…」
「不正行為に関与した担当者は、やむにやまれぬ状況に追い込まれて不正行為に及んだごく普通の従業員である」と、不正の原因を分析しました。

とある。

日本の企業はこうやって社員を追い詰めることが多いように思う。

利潤の追求だけが目的になって、働く人を置き去りにしてきた。

彼らだって不正なんてしたくなかっただろうに。

社員は気の毒。

販売店も気の毒。

車を買ったユーザーも気の毒。

でもロッキーはいい車だとつくづく思う。

悪いところは改めて、早く立ち直ってほしい。

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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