所属する写真クラブの、今秋の写真展のテーマは「“好き”を切り撮る」
来月には候補作を提出しなければならないので、撮り溜めした写真の中から粗選りした。
数千枚の中からとりあえず50枚程度。
これにスマホ写真からもいくつか選んで検討する。
こういう作業をしてみると、自分の志向が見えてくる。
何に心を奪われて、何が撮りたくて、何を表現したいのか。
薄々気づいていたが、暗い写真が多い。
性格によるものなのかもしれない。
自分が撮った写真だが、撮影してから数ヶ月以上経ったものが多い。
撮ってすぐよりも冷静に判断できる。
ボツだと思っていた写真が、意外と良かったりする。
先生に言われたことがあるが「寝かせる」というのはとても重要なことだ。
文章も書き終えてしばらく寝かせてから再度読み直すと、修正点がいくつも見つかる。
それと同じことなのかもしれない。
今回の写真展、先生には「高めのボールを投げろ」と言われた。
もともとストライクゾーンの球がないので、高めかワンバウンドか……
とにかく思い切り投げてみよう。