島根県立美術館で開催中の写真展「光の記憶 森山大道」。
「森山大道が一番好きだ」と言う先生と一緒に鑑賞した。
モノクロ写真の濃淡で表現された光と影。
ブレ、ボケがかき立てる想像力。
400枚の写真を一遍の歴史物語のように組み立てる編集。
終始圧倒された。
一見、何でもないような写真でも、よく見るとずっしりとした存在感がある。
組写真の一枚一枚が、有機的に作用し合っている。
もっと時間をかけて見たい。
図録と著書と、別冊太陽の「森山大道 写真とは記憶である」を購入。
行けるものなら、会期中にもう一度行きたい。