(この投稿は堀行丈治のnoteにも掲載しています)
マスコミは「性的少数者の権利保護に賛成の声が多い」と言う。
当たり前だ。
だが、正しくは
「性的少数者に限らず、誰であれ権利は保護されるべき」なのだ。
「どんな人でも権利は保護される」と理解している人に「少数者の権利保護に賛成ですか?」と尋ねれば
ほとんどの人が「少数者の権利は(他の人たちと同様に)保護されるべき」と答えるだろう。
だからこの回答結果を理由に「LGBT保護法が必要だと考える人が多い」と結論づけるのは
とても恣意的だと思う。
逆に
「あなたは少数派を差別しますか?』と聞かれて「はい」と答える人は極めて少ないだろう。
続けて
「少数派が差別されていると思いますか?」
「少数派だけに権利保護が必要だと思いますか?」
と聞いてみればいい。(絶対に聞かないだろうけど)
マスメディアも有識者と呼ばれる学者たちも、都合のいい結果が得られるような質問しかしない。
自分たちの主義主張に陶酔しているだけだ。