広報東広島の3月号が配布中だ。
特集の題材は「Town & Gown」。
前年度の11月号でも特集した。
その頃と比べると、動き出しているものが増えたようだ。
しかし、「まちと大学」の連携とは何なのか、分かりにくいものだと思う。
一つ言えるのは、大学も市も、生き残りをかけて協力し合う関係にあるということだ。
特に広島大学は、東広島市に移転して志願者が減り、レベルと大学ブランドの低下が懸念されている。
キャンパスは広いが、街中の大学と比べると無機質な建物が多く、大学周辺も学生街と呼ぶにはほど遠い。
文化が育ちにくい環境だと思う。
卒業生の99%が市外に出ていくのもうなずける。
これは市にとっても残念な状況だろう。
Town & Gownは、大学と市の両者が共存共栄の関係を結んだといえる。
大学の研究が、地域の課題解決につながるか。
真価を問われるのはこれからだが、過去の産学官連携とは違う、大きな共通ビジョンがある連携だと思う。
これが本当に、市民生活を向上させるものになるのか、
ただ「やりました」的に、大学と市の自己満足で終わってしまうのか。
興味深い。
動画は弊社で制作した。
記事では伝わりにくいものが、動画だと少しは理解してもらえるだろう。
ぶるぼん企画室
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