今年も中国短編文学賞の季節がやってきた。
前回は2次選考通過までで終わった。
最終選考に残ったのは、もう4年も前だ。
年を経るごとに、生みの苦しみが大きくなってきた。
しかし今回は違う。
ベースになる話は、まとまっている。
だが改めて読み直すと、あっさりとしていて味気ない場面が多い。
主人公の心理と、そのときの風景、情景というものがうまくリンクしていない。
物語の進行は読み取れても、文面以上の心情が伝わらない。
それに気づけてよかった。
応募締め切りまであと2週間。
「一瞬、読み進めていた手が止まる」文章に仕上げていきたい。
なんだろう……これまでとは違った、深みのある物語が書けるような気がする。
ぶるぼん企画室
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