所属していいる写真クラブとは別の団体を見学した。
各自が写真3枚を持ち寄って、自分の作品以外で1位〜3位を選び
得点化して順位を競うというものだった。
見学とはいうものの、私も写真を持参して普通に参加することを許された。
1位、2位、3位と、人の写真に順位をつけるのは苦痛だ。
好き、嫌いまでは言える。
だが「これが一番優れている」というような写真の優劣を測る物差しは持っていない。
周りが皆、ジャッジを済ませて、私の投票待ちになってしまったので焦った。
無理やり順位をつけたが、明日になったら違う順位をつけているかもしれない。
それぐらい難しかった。
そこで思ったのは、私は私の作品が好きで、他の人の作品にそれほど興味がないということ。
いかに自分の作品を磨いていくのか、これしか関心がないのだ。
それでも、共感できる写真に出会うこともある。
共感の度合いが高いのが、今の先生の写真だ。
だから先生に師事しているともいえる。
先生が今日、語った言葉が
「感じる者は自分だけ」
「私(見る人)と作者の共感」
だった。
作者が被写体に何かを見て、その写真を見た人の何人かが共感する。
万人に受け入れられなくてもいい。
みんなが「いい」という写真は、ありふれたものになる。
見ただけで堀行丈治の撮影と分かってもらえる写真を目指したい。
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
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