初稽古の緊張感

 

今日は、剣道の寒稽古を取材した。

子どもたちも指導者も、体育館の冷たい床の上で稽古をする。

今日は暖かいとはいえ、私たちはスリッパを履いていないと耐えられないくらいだ。

だが、参加者の誰ひとり、寒いだの冷たいだのとは言わない。

竹刀を構えて振って、試合をして……。

年代ごとに分かれての試合でも、剣士によって実力差がある。

ものすごく強い子を相手にするのは大変だろうに、恐怖心を乗り越えて戦う子どもたちの姿に心を打たれる。

「怖い」「勝てない」という弱気な自分に勝って、相手に立ち向かっているのだろう。

武道は相手との戦いに臨む前に、自分の恐怖に勝つことから始まる。

まず戦うべきは対戦相手ではなく、自分の心。

 

剣道、柔道、合気道などは、格闘技系のスポーツだが、「道」がついている。

武術を通して、心を鍛え、心を磨くことが目的なのだと思う。

勝つことは大事だが、ただ勝てばいいのではないのだろうし、

試合に負けたとしても、自分を高めることができたのなら、それは価値のあることだろう。

勝負事だから、勝ち負けはある。

どんなスポーツも、全員は勝者になれない。

一人の勝者以外は、敗者なのだ。

単なるスポーツならば負けたら終わりだろうが、「道」にはその先があるように思う。

負けを恐れるな。

自分の心にも刻んでおきたい。

 

 

ぶるぼん企画室は広島県東広島市を拠点に活動する編集プロダクションです。

ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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