紅葉シーズンの終わりに

 

今日の小説塾で出た話題。

小説に、文章的な正しさをどこまで求めるのか。

①・・・が置いてある所

②・・・が置かれている所

文法上は①とすべきだという意見、②でも良いという意見、どちらにも言い分があるのだろう。

そして、どちらも読み手には意味が伝わる。

①でも②でも、読んで理解できるのなら、どちらも正解だ。

正しく伝えられれば、あとは語感や雰囲気を優先すればいい。

同様に、読点についても正解はない。

筆者の呼吸で打てばいいだけ。

あとは、読み手がそれを受け入れてくれるか、リズムが合わないと感じるか。

作品全体の中で、統制とバランスが取れていればいいのだ。

日本語はかなり自由度が高い言語だと思う。

同音異義語、同義語の数は多く、比喩表現も豊かだ。

同じ事象を見ても、10人いれば10通りの表現になる。

日本語に言葉の番人はいらない。

新聞系のメディアで仕事をしていると、言葉の自由を見失いそうになるけれど、

もっと自由に、もっと豊かに伝えたい。

 

 

ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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