竹原町並み保存地区

 

今日は竹原で撮影。

町並み、鉄道、寺社……。

主に写真素材的なカットを撮る。

事前に想像がつくものは、だいたい思った通りに撮れるが、

「鉄道」を撮るとき、どんなシーンを撮るべきかを考え、

それに近い写真が撮れる場所を探さなければならない。

私のイメージは、線路俯瞰で周辺に建物がある場面。

俯瞰で撮れる場所を探す。

道の駅の南側、185号の跨線橋は歩行者が通行できない。

安芸長浜駅に歩道橋があるが、駅の施設だとしたら無許可で撮影できない。

忠海の周辺に小高い丘があるので、そこからなら撮れるかもしれないと思ったが

実施に行ってみると、線路がほとんど見えない。

あちこち彷徨った結果、大乗駅の前にある団地、大乗ハイツにたどり着く。

団地の西端から駅を見ると、やや俯瞰気味の高低差で、駅の向こうに住宅や発電所が見える。

ここなら竹原らしい絵が撮れる。

幸いにもすぐに電車が来た。

無事にイメージ通りの写真を撮り、残りは1カット。

「食」のイメージ写真だ。

産直市の売り場を撮影すれば雰囲気が出せると思って、施設の許可ももらったが、

どう撮っても絵にならない。

秋野菜から冬野菜への端境期なのか、野菜も少ない。

竹原市の食をイメージさせるには、ビニール袋に入った野菜が並んでいる絵では力不足だ。

売り場の野菜を物色して、米と一緒に購入。

事務所に戻ってきて、盛り付けて撮った。

売り場ではまとまりがない野菜たちも、袋から出して寄せ集めれば個性豊かなチームができる。

それなりにお金はかかるが、自分が納得できないものを納品するよりよほどいい。

おかげで今晩からおかずのバリエーションが増えた。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。