ドライブレコーダーは見た

 

退院する父の送迎で病院に行った。

帰る時、駐車場の出口に向かって運転していると、

直進している私の車の右から軽トラックが出てきた。

減速してそのまま止まるのかと思えば、なぜか突っ込んできた。

私の車の右後部車輪の上に接触。

鈍い音が響いたが、幸いにもモールに小さな傷が付いただけだった。

相手方の連絡先をもらい、父を乗せて帰宅。

モール交換の見積もりをとって、相手に連絡した。

相手は謝りもせず、「わしだけが悪いわけじゃない。あんたも飛ばしていただろう」ときた。

(ちなみにその時、ドライブレコーダーに記録されていた速度は22km/h)

その言い草が許せなかったので

保険会社と、遅ればせながら警察にも連絡した。

 

そして驚いたことに保険会社が言うには、

こっちが直進の丁字路で、右折進入の車とぶつかった場合、公道なら直進優先だが

駐車場では適用されない。

過失割合は50:50からのスタート。その後の交渉で良くても70:30、たいていは60:40なのだと。

いや、それ、当てられ損じゃん。

軽微な修理代(2万円台)をめぐって、現場に立ち会い、保険会社に何度も連絡して、修理工場にも出向いて

もし過失割合が先方60だとしても半分近くは自己負担。

仮に先方が修理代を請求してきたら、

金額によっては4割でもこっちの修理代よりも高いかもしれない。

馬鹿らしい。

特にお金よりも労力の方がもったいない。

今日はこの件で何度も仕事が中断した。

保険会社に一任しているが、まだ落ち着きそうにない。

泣き寝入りはしたくないが、駐車場の事故はこんなに被害者に分が悪いとは思わなかった。

当たられたら負けだ。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。