今日は新規案件で、東広島市内を終日取材して歩いた。
モデルさんを起用しての地域資源掘り起こしだ。
県外出身で、東広島に住み始めて11年というモデルさんは、
観光スポットやローカル食材についてとても詳しい上に、語り口も熱い。
ずっと住んでいる私たちが「当たり前」と思って見過ごしているようなことでも、
他県出身の人から見ると、とても刺激的なことのようだ。
私も知らない場所に行くと、何もかもが目新しく感じる。
小さな発見や感動がいくつもある。
地元の人にとっては変わりばえのしない景色でも、私の心に残っている。
これと同じことが、なぜか自分が住むまちではできなかった。
「実は面白い」
「実はすごい」
探す気になればいくらでも見つけられるだろうに、
当たり前、普通といった言葉で片付けてしまっている。
ものごとを面白くとらえる感度が鈍っていた。
野菜が美味しいことも魚が美味しいことも、当たり前ではないし、
目の前の景色はここだけのもの。
日常はもっと面白くできるのだと、今日のモデルさんから学んだ。
広島のライター＆カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
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