生口島の日の出

 

しまなみ海道3日目。

昨夜は生口島に宿泊した。

 

朝食前に宿の周辺を散歩。

ごみ出しする人、散歩する人、ドアノブに挟まれた新聞。

商店街の朝は、生活感がにじみ出ている。

朝日が差し込んでくると、雰囲気がぐっと良くなる。

 

目についたものを写真に撮っていると、軽トラのおっちゃんが運転席から声をかけてきた。

「何か撮るようなええもんがあるんかいね」

「何でも面白いですよ」

「11月にみかんの摘み取りに来てくれんかいね」

そのまま道路の真ん中に車を停めたまま数分話す。

見かけない人がいると、声を掛けているのだという。

要は不審者と思われたわけだが、楽しかったから許す。

 

そのまま歩くこと小一時間。

そろそろ宿に戻ろうかと思っていると、昨日の取材前に話をしたおばあちゃんを見つけた。

登校前の通学班の子どもたちと一緒にいる。

「ちょうど今あなたのことを話していたのよ。

写真を撮ってもらいんさいと言ったんだけど、子どもたちは恥ずかしがってね……」

ほんまかいなと思いながら、昨日のお礼を述べ

「また来たときは会いに行きます」

と別れを告げた。

 

朝食を食べて伯方島へ。

思わぬフォトスポットを見つける。

仕事前の数時間で、日頃できない体験がたくさんできた。 

結論。朝は楽しい。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。