旧友の会社で車の点検をした。
地域交通の話から、人口減少や就労場所のことなど
30分ほどの間にいくつもの課題があらわになった。
前々から言われていることだが、処方箋はない。
好景気の時代には多少明るい未来も語られていたが
当時の計画は頓挫し、今は夢を語る人も少ない。
高校はなくなり、小学校も統合された。
バス路線は1日数本で、終着点の駅前も寂れている。
隣の市は人口流入が続くと言っても、郊外に出れば減少している。
末端の駅まで来ると、人っ子一人歩いていない。
それでも誰かにとっては大切な故郷だ。
両親は80歳を超えた。
5年後、10年後の自分と社会はどうなっているのか。
何も行動せずに生きていると、何もかもなくなってしまうような気がする。
広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
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