300円ランチ

 

今日は朝から広島市内の取材。

おしゃれな店が建ち並ぶ街区にオープンした洋菓子店は、

開店時間の15分前に入店して撮影を始めた。

だが、お客さんも開店時間より早くに店に入っってきた。

そして次のお客さんは大量購入。

ショーケースが空いてしまわないかと冷や冷やした。

 

取材を終えて駐車場に戻る途中、見覚えのある店があった。

数年前に取材した定食屋だ。

店頭には「ランチ250円」の看板が掲げてある。

取材した時と変わらぬ低価格。

物価高の今、どんなランチを提供しているのだろう。

気になったのでここでお昼をとることにした。

 

セルフ方式の店なので、カウンターで料理を受け取り、食べ終われば食器を返却する。

鶏むね肉唐揚げ定食300円。

ワンプレートに唐揚げとご飯、キャベツの千切りサラダ、漬物が添えられている。

量はちょうどいい。

味も悪くない。

これでじゅうぶんな気がする。

チキンカツが1切れ混じっていた。

なぜだか得した気がする。

ちなみに250円のランチはカレーだ。

こちらもおいしそうだった。

いつまでこの値段を維持できるのか。

店の名は「利他食堂」。

まずは今も低価格を維持していることに敬意を表したい。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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