3月13日の雑記帳で記者ハンドブックのことを題材にした。
2月5日には“常に「自分の常識を疑う」ことを意識している”とも書きながらの体たらくである。
子供は「子ども」に書き換える。調べもしないでそう思っていた。
新聞系のメディアで校正されるときに、いつも「子供」は「子ども」とするよう指示が入っていた。
それが当たり前なのだと思い込んで、調べることを怠っていた。
記者ハンドブックには
こども(小供)→子供・子ども
とある。注釈として“一般には「子ども」が多く使われている”と記されているが、
新聞の過去記事を見ると、固有名詞だけでなく地の文でも「子供」がかなりの頻度で出現している。
「子供」表記は間違いではなかった。
これまでは
「子供」は「子ども」に書き換える
ということを疑いもしなかった。
文科省が2013年に「子ども」を「子供」表記に変更しても、
マスメディアでは「子ども」表記に統一している、と。
今日調べなければ、一生認識を誤ったままだったかもしれない。
校正に「当たり前」「常識」はない。
調べよう。間違いないと思うものこそ調べてみよう。
広島のライター&カメラマン
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