フェイスブックの広告欄に新着通知マークが表示されていた。
広告とは気づかずクリックすると、こんな画面が表示された。

おおう。これは瞬間に騙されて再ログインとかしてしまいそうだ。
これを平然と表示するフェイスブック、Metaという企業の浅はかさよ。
これに限らず、インターネット上は詐欺広告、詐欺業者が蔓延っている。
Amazonの出店者にも詐欺業者がいる。
審査をしていないか、していても非常に甘いのだろうと察しがつく。
その点においては、いわゆるオールドメディアと呼ばれるマスコミ、
特に新聞の広告審査は「ある程度」信頼がおける。
(たまに難癖にしか思えない理由で出稿を断るが・・・)
新聞社には「広告審査」という部門があって
法的にNGではないか、消費者とのトラブルがないか、他紙で広告を断っていないか
などの情報を集めた上で、さらに掲載の表現についても一字一句精査している。
SNSに表示される中華ECサイトのような怪しいものは見られない・・・はずだが
たまに例外がある。
大規模なものでは「近未来通信」の広告が、いまだに記憶に残っている。
携帯電話の基地局オーナーを募る出資金詐欺で、
有名女優をイメージキャラクターに起用して
記事下広告を出し続けた。
これは疑う方が難しい。
なぜなら新聞にはそれだけの信用度があったからだ。
当時の私に、もし資金があったら被害に遭っていたかもしれない。
この事件以後、広告の審査基準はさらに厳しくなったように思う。
お茶の石鹸も大規模なトラブルだった。
通常、美容・健康系は特に審査が厳しいはずだが、
今の新聞広告はほとんど高齢者向けの健康系アイテムやサプリの類だ。
大丈夫なのだろうかと心配になる。
広告においては、インターネットに比べたらはるかに信用度が高い新聞だが、それでも落とし穴はある。
広告収入が激減している今は特に、資金力のあるスポンサーの無理が通りやすい。
私もいつ騙されるか分からないと思っているし、
騙されても掲載メディアのせいだとは思わない。
何もかも自己責任だ。