赤い実と赤い橋

 

今日の新聞で気になる記事があった。

「性の多様性 記述大幅増」という見出しの、中学教科書検定に関する補足記事だ。

残念ながらデジタル版の記事はなく、購読者でも紙面ビューアーを使わないと読めない。

中学教科書については1面にも記事があるのだが、この記事もデジタル版は紙面の半分くらいで終わっている。

文字量に制約がある紙には全文を載せて、デジタル版に載せないという方針は解せない。

しかし先日のアイルランド国民投票の記事でもデジタル版では記事の後半が抜粋され

読者のミスリードを誘いかねない文章だったので、

こういう発信の仕方は中国新聞のスタンダードなのかもしれない。

 

本題に入る。

件の記事は、紙の新聞または紙面ビューアーで読める。

性の多様性や新しい家族の在り方に対し、来春から中学生が使う教科書での記述が大幅に増える。

で始まる1000文字程度の記事だ。

男性2人の暮らしを描いた漫画「きのう何食べた?」や、同性カップルの育児を紹介する絵本「ふたりママの家で」ー。

父母や祖父母がいる家庭とは別の形を示した作品をこぞって取り上げた。

とある。

性的少数者への差別はいけないと思うが、殊更にマイノリティカップルを取り上げる必要があるのだろうか?

理解や多様性を押し付けているように感じる。

同性カップルの育児とか・・・同性どうしでは子どもが生まれないのが自然の法則だろうに

この教科書で生徒たちになにを教えるつもりなのだろうか。

少子化という大きな問題を抱えている社会なのだから、同性婚を推奨しない教科書があってもいいと思う。

「教科書に載ることで『LGBTQ+は学ぶべきもの』と認識される。・・・以下略」

LGBTQ+って、わざわざお勉強しなければならないことなのか?

LとGは、まあ気持ちはわかる。同性しか恋愛対象に思えないの人はいるだろう。

Bは・・・メンタルは分からなくもないけど、性交はどっちかにせえよと思う。

Tは、チェンジしてもいいけど、ノーマル女性の安全や権利を脅かすヤツらが許せない。

あと、性自認だけで女になろうとする男。こいつは絶対にだめ。

こんなものを認めたら社会は崩壊するし、実際に事件も起きている。

(某新聞は「そんな心配は現実的でない」と断言したが)

そして・・・Q+って何よ?

何度説明を聞いても理解できない。

クイアって、要するに変態さんでしょ(褒め言葉です)。

趣味の世界でやってる人らなんだから、そっとしておいてあげたらどうか。

で、クエスチョニングとか、定まってないからどうだというの?

定まるまでは生物的な男・女の枠組みの中にいればいいじゃんか。

定まらない人にどう配慮しろと?

性的マイノリティに配慮しろというなら、ジャニー喜多川もマイノリティだろう。

性に限らず多様性という言葉が乱発され、一人歩きしている。 

 

世の中は今、とりあえず多様性と言っておけば何でも受け入れられる。

それをかっこつけてダイバーシティとかインクルージョンとか・・・もうおなかいっぱいです。

多様性を尊重する人は、私のような「多様性の押し付けに反対」という意見も尊重してくれるよね?

 

 

ぶるぼん企画室は広島県東広島市を拠点に活動する編集プロダクションです。

ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *