郷里の三原市大和町では、毎年4月に白竜湖花火大会が行われる。
子どもの頃は8月開催だったが、三原市と合併して一度は消滅。
合併10年目の年から、時季を4月に移して再開された。
4月の第1土曜に開催なので、桜の季節だ。
2020年から去年まではコロナ禍で中止されたが、今年4年ぶりに復活した。
今年の桜は満開だった。
橋の下では写真家たちが三脚を並べていた。
花火、桜、湖面の写り込みという欲張りセットが撮れる場所だ。
人と同じ写真を撮っても意味がないので、違う場所で撮った。
まあしかし、花火はどうやって撮っても花火だし、シャッター開放時間に何が起きるかは予測がつかない。
何枚か撮って、その中の偶然に賭けるしかない。
技術介入要素はあるのだろうけど、撮影者の感性が出しにくいように思う。
と言いながら、今年も撮る。
写真は予想通りというか、驚きがないというか……。
日没前に撮らせてもらった野球ごっこの方が好きだわ。
だけど、こんな過疎地で毎年花火大会を開催してくれる関係者には感謝しかない。
花火の写真がイマイチなのは私のせいです、はい。