本日の茶花

 

今日の茶道は濃茶が盆点、薄茶は葉蓋だった。

中級の免状は頂いたが、正直に言えばまったく分かっていない。

稽古しながら思うことは、自分は落ち着きがないということ。

作法の一つ一つを丁寧にしなければと思いながら、省略したり中途半端にしたりと

側から見れば不恰好な点前をしていると思う。

 

床の花は紫陽花、撫子、しもつけ、露草、糸芒。

白い撫子は初めて見た。しもつけという花も知らなかった。

茶道の時間はいつも、知らなかったことを教えてくれる。

そして、すぐ忘れる。

また一年後に同じ点前の稽古で思い出す。

その繰り返しだ。

振り返ると、三年半も続いている。

よく続けられるものだと我ながら感心する。

 

「茶道は和文化を総合したもの」と聞いて、教室に通い始めた。

軸は読めない、花の名も知らない、器のこともよく分からない。

和文化への理解など一向に進んでいない。

せめて相手を思いやる心を養えればいいのだけれど。

 

 

広島のライター&カメラマン
ぶるぼん企画室
代表 堀行丈治
東広島市八本松南5-6-12コウセイビル202
TEL.082-401-1072 FAX.082-553-0556

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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