あまりにもネタが浮かばないので、小説を書くための本を読んでみる。
Kindle unlimitedで読める。
私のように筆が進まない者にとっては、けっこう役に立ちそうな本だ。
さっそくいいことが書いてあった。
「ビフォー・アフターを決める」だ。
主人公が紆余曲折を経て、最後にどうなるのか。
読者の関心はそこにある。
小池一夫氏も、物語にはメタモルフォーゼ(変身、成長)が必要だと言っていた。
主人公が最後にどう変化しているのか。
そこがはっきりしていれば、面白い物語が書けるそうだ。
そして、シーンの一つ一つにもビフォー・アフターがある。
物語のあらすじを細分化して、ビフォー・アフターを意識すると書きやすそうだ。
そんなことを思っているうちに、締切は近づいてくる。
と同時に、私自身が書かねばならないものも、浮かんでは消え、消えては浮かぶ。
どれを掴むか。
そろそろ決断したい。