自民党総裁選告示日の今日、中国新聞の1面は「最多9人の争い」という見出しをつけて報じた。
そこにはこれまでもさんざん無視していた青山繁晴議員の名前も写真もなかった。
野田聖子議員と斎藤健議員は昨日、出馬断念を表明したので名前がないのは当然として、
青山議員は断念とも撤退とも言っていないのに、またも存在を消された。
私の立ち位置を明らかにしておくと・・・
私は自民党が嫌いだが、「腐った自民党を中から変える」という青山議員を信じて、
3年前に自民党員になった。
よく知られていることではあるが、青山議員は党員獲得が3年連続1位だ。
企業や団体からの支援は全て断っているので、入党する人はみな個人。
おそらく大半が、旧い自民党が嫌いな人たちで、青山議員の
派閥に属さず、献金を受けず、支援団体を持たない、地元を作らない
という姿勢に感銘を受けて入党したのだと思う。
そんな青山議員は昨秋に総裁選出馬を表明したのに、マスコミにはことごとく無視された。
そして極め付けは今日の新聞だった。
何を根拠に、青山繁晴を排除したのか?
これで青山議員が立候補の届出をしたら、もう中国新聞の購読はやめようと思った。
しかし結果は、推薦人が20人に届かず(15人だったとのこと)、出馬は叶わなかった。
新聞報道の通り、候補者は9人になった。
大変残念だが、青山議員は次の総裁選にも挑むというので、私も自民党員を続ける。
だが今回のマスコミの報道姿勢には不信感しかない。
前日に出馬を断念した野田議員や斉藤議員のほうが、青山議員よりもはるかに露出が多かった。
これが公正な報道といえるのだろうか。
まだ購読を続けるが、私の新聞への不信感は過去最大レベルに上がっている。