今日の取材は人物撮影。
背景や光の角度などの指定があるので、おのずと使う機材は決まる。
だが撮影場所の状況は現場に行くまで分からない。
どんな条件でも注文通りに撮影するためには、それ相応の準備が必要になる。
あるいは、機材の故障や不調といったトラブルがあっても、代替機で対応できるように
最悪のケースも考えて準備をしている。
そうすると、荷物が増える。
今日は車の後列シートを倒してフラットにしたスペースが、すべて撮影機材で埋め尽くされた。
このうち実際に使ったのは半分ほどだ。
ストロボは4台持って行ったのが、使う予定だったのは2台。
だが「もしも」のことを考えて、プランBも用意しておかねば不安だ。
実際にはプランBを使うことはないだろう。(使うのはけっこう深刻な状況のときだ)
だけどプランBを用意しておくことで、少しは気持ちが楽になる。
トラブルに備えた保険のようなものだ。
使わないのが一番だ。
だけど用意しておいた方がいいことは間違いない。
仕事以外の撮影でも、バッテリー切れやカード未挿入のときなどに
「もう1台カメラを持っていてよかった」と思った経験がある人は多いだろう。
今日は機材を運びすぎて腰が痛い。
もっと体も鍛えよう。