今日は午後から東広島デジタル写真研究会の例会。
3月の写真展に出品する作品を決めなくてはならなかったのだが
直前まで決められず、候補を数枚持って行った。
机上に写真を並べてみると、今朝まで考えていたものとはまったく違う構成ができることに気づいた。
やっと表現したいことに近いものができた思いだ。
そして、今日も大切なことを学んだ。
写真を撮るよりも選ぶことのほうが大切、選ぶよりも捨てる方がもっと大切だ。
ということ。
捨てて、捨てて、それでも捨てきれない、最後に残ったものが作者自身だと。
言われるまで気づかなかったけれど、本当にその通りだと思う。
山ほど写真を撮っても、消せないほどの写真はほとんどない。
百枚、いや数百枚に一枚かもしれないが、ときどき絶対に消したくない写真に出合う。
たいていは狙い通りに撮ったものではなく、何らかの偶然性が働いている。
その偶然性を捉えるのも、実力というか感性なのだと思う。
何か得体の知れない、偶然を引き寄せる力のようなものだ。
意識の外にあるものなのかもしれない。
そんな写真に出合うために、毎日撮って、整理するために捨てる。
それが理想なのは分かるのだが、画像フォルダには1万枚以上のデータが溜まっている。
毎日撮って、毎日消すことも習慣づけなければ・・・。