整然と

 

昨日は4カ月に1回の歯科検診。

もう4年ぐらい通っているかかりつけの歯医者だが

この春に建て替えて新しくなったことで、

診察台の前のテレビ画面が大きくなっていた。

そして放映される番組も変わってしまった。

以前は昔のトムとジェリーがずっと流れていて

子供の頃にさんざん見た「あの絵」が懐かしかった。

新しくなったモニターに映し出されるのはニュースチャンネル。

社会人としてはそっちのほうが有益には違いないが、

検診のたびにトムとジェリーを楽しみにしていた身としては、ちょっと寂しい。

 

それはいいとして・・・

検診のたびに歯の健康へのモチベーションが上がる。

この医院に通い始めてから、歯ブラシを変えて、デンタルフロスも使い始めた。

昨日はその歯ブラシやフロスの使い方について指導があった。

まず順番として、ブラッシングの前にフロスで歯間の食べかすを取るのだという。

これまでは歯を磨いた後にフロス掃除をしていたが、まったく逆だ。

実際にやってみると、当たり前だがフロスに引っ掛かる食べかすがすごく多い。

「こんなに歯の間に残したまま放ってはおけない」という意識が強くなる。

そしてブラッシングについては、少し力を抜いて磨くように言われた。

私のブラッシングは強すぎて歯茎に負担がかかっているようだ。

そしてもう一つ。歯磨きの後に口内を消毒しなさいと。

実は「コンクール」という薬用マウスウォッシュを買ったものの、ほとんど使わないでいた。

しかし指導を受けると自然と意識が変わってくる。

昨晩、今朝、今晩と、歯磨き後のコンクールもするようになった。

これまでも定期検診を受けるといろいろなアドバイスをもらい、

日頃の歯のケアに取り入れていた。

もちろん、面倒臭くなって途中でやめてしまうものもあるが、

こうしてまた検診を受けると、アドバイスがある。

そこで再び取り組むという繰り返しの中で、習慣化してくるのだと思う。

 

これは、歯科検診に限ったことではなく、

自分の行動の動機づけというのは、外部の刺激によるものが大きいということだ。

世の中に「セミナー」「勉強会」と名のつくものは多いけど、

良い経営者ほど、学びの機会を積極的に使っているように思う。

知らないことや、知っていても忘れていることなど

学びの中で気づくことで、実践する機会が増える。

検診は健康面でのチェック機関であり、

セミナーは思考や行動のチェックの場だ。

健康に気を使うのと同様に、自分の思考も磨いていくべきだと気づいた。

何もしなければ現状維持どころか、悪い習慣が身に付いてしまうかもしれない。

脳に刺激を求めよう。

 

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。