東広島市議会の定例会を傍聴した。
初めてのことなのでどうしたらいいのか分からなかったが、
市庁舎9階の市議会事務局に行くと、すんなり入れてもらえた。
(歓迎してくれているようだった)
写真撮影をしたい人には、ここで撮影許可証を貸与してくれる。
飲食は禁止だが、議会中も出入りは自由だ。
知人の片山貴志市議が14時から質問に立つと聞いていたが、
午前の一般質問が押して、13時50分から午後の部が始まるという。
予定より30分遅れて始まった片山議員の質問。
テーマは教育環境、DX推進、市街化調整区域の問題、市制50周年と多岐にわたった。
いずれも市担当者への突っ込んだ質問があり、聞き応えがあった。
・いきいきこどもクラブの職員の人員不足、指導員不足とその対策
・いきいきこどもクラブの監視カメラ設置についての見解
・オンライン申請の拡充施策
・50周年行事のプランと計画の状況など
覚えているだけでも、広報誌やマスメディアの情報だけでは分からなかったことがいくつもあった。
そして、
・不登校児への支援に民間の企業や事業者とも協働して学びの場を作れないか
・児童施設内の監視カメラについては賛成意見もある。アンケート調査を経て、一部でモニター運用してはどうか
といった提案もあった。
答弁者が用意した資料を棒読みするだけではなく、考えて答えている場面もなんどかあった(と思う)。
質問は、情報を求めるだけでなく、相手の認識を確認することも大切なのだ。
答弁内容に対して深掘りするところは、私たちが日頃行っている取材に通じる部分もある。
徹底した予習と質問力。
有権者の代表として議会に臨む片山市議が、頼もしく思えた。
ますますの活躍を祈る。