鎌倉寺山登山道から東広島方面

 

文章を書く上で気をつけていること。

・片仮名言葉は、別の言葉に言い換えができないか検討する。

 子どもの頃からある外来語はともかく、最近よく目にする言葉。

 たとえば

 「フェーズ」「アライアンス」「スキーム」「ローンチ」

 など、自分でも分かっているようで分かっていないような外来語はできるだけ使わない。

 「コミュニケーション」ですら、交流、理解、対話などに置き換えができるなら使わない。

 それはきっと「日本語で文章を書いている」という、自分の矜持みたいなものだと思う。

 

・「●●的」という表現を極力避ける。

 おそらくほとんどの文で、「的」がなくても意味が通じるだろう。

 「的」と付けるだけで、何かぼやかしたような曖昧さを感じる。

 自分の感性を信じたい。

 発言や論文の引用を除いて、「的」に逃げないようにしている。

 

・熟語を多用しない。

 熟語は便利だ。文字数を縮められる。

 だだ、音読を耳にした時の響きが良くない(と思う)。

 納品するのは文字原稿なので、音の響きは求められていないのだが、

 それでも聞こえ方は気になる。

 

誰が書いたのか分からないような文章は書きたくない。

マスメディア系の記事はフォームや用字用語が決まっているが、

それでも、自分らしさは出せると思っている。

 

 

 

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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。