先日届いた日本フルハップの会報誌「まいんど」を読んだ。
読んだと言っても、もちろん裏表紙のエッセイ「心に残ることば」に他ならない。
今月は手紙についての話で始まった。
音田さん曰く、手紙を書くことが少なくなったが、たまに手紙をいただくとうれしい。
手紙には心がこもっているという。同感だ。
「若き日に薔薇を摘め」は本の題名だ。
瀬戸内寂聴さんが藤原新也さんと交わした往復書簡をまとめたもの、と紹介されている。
この題名、寂聴さんは当初「終の栖」とするつもりでいたところ、藤原さんの強い願いで決まったとある。
薔薇の棘で手を汚しても、若き日に積む薔薇の蕾は、老いてから咲き誇る。
そんな意味があるのだと。
私には少々難解だが、本を見かけたら読んでみようと思う。
そして、久しぶりに手紙を書いてみよう。
先週末においしいケーキをもらった。
まずはお礼状を。