セーラー万年筆からもらったボールペン

 

きのう実家から帰ってきたら、郵便受けにいくつか封筒が入っていた。

大半は協力会社から先月発注分の請求書なのだが、その中に一通だけ違うものがあった。

差出人はセーラー万年筆。

株主への報告書だろうと思って手に取ると、すこし嵩張っている。

開封してみるとボールペンが入っていた。

程よい重みがある。

決して安くはないだろう。

添え状には

(略)株主総会におきましては、議決権を有効にご行使いただき(後略)

とある。

過日、株主総会の案内が来たので、返信ハガキを送った。

そのお礼のようだ。

思わぬプレゼントだった。

数少ない万年筆メーカーで、呉が発祥の地。

今も呉市に工場がある。

地元企業を応援する気持ちが多少あって、株を買ってみたのが去年のこと。

株価が上がれば売却する気でいた。

昨日までは。

 

ボールペン1本とはいえ、こんなに上品なものを贈ってくれるなんて。

本当にわずかな株数なのに、こんな株主でも大切にしてくれている。

おそらくセーラー万年筆の株主、とくに小口の株主は万年筆やペンが好きな人だろう。

筆記具のプレゼントはみんなうれしいと思う。

もう少し買い増しして応援したくなった。

そして、これから先の株価がどうなろうと、ずっと持っていたいとも思う。

 

 

By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。

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