統一地方選の前半が終わった。
共産党の議席が増えていて驚いた。
中国地方の県議は改選前8議席だったのが11。
国政と地方は違うとはいえ、党首公選を訴えた党員を除名するという
ロシアや中国のような独裁ぶりで、それでも支持があるというのが驚きだ。
投票率が低いと、党組織の固定票が生きるとはいえ、
一般有権者の目にはどう映っているのだろう。
気になったので、件の除名事件についての新聞報道を検索してみた。
地元紙は、事件に関する記事が2つ。
以下は見出し
・共産、職員除名を巡る報道に注文 「党の見解を完全に無視」
・共産幹部、除名党員を非難 「語るに落ちた」
どちらも共産党の言い分で、党首公選を訴えて除名された側には取材していない。
とくに「報道に注文」って、これこそ「報道圧力」ではないのか?
報道圧力といえば、高市大臣を連日問い詰めていた立憲民主党の小西議員が
「法的措置」という言葉でメディアに圧力をかけていた。
これについての新聞記事を検索すると
「サル発言」の方がクローズアップされていて、報道圧力への批判はない。
ちなみに今日の時事通信記事は
サル発言、放送法追及に影響も 立民・小西氏に「報道圧力」批判
と、報道圧力に重点を置いた内容になっている。
「民主主義の危機」だとか「報道の自由を守る」と言うのなら
これらの件についてもしっかり批判しないと
単に「反自民」集団としか思われなくなるだろう。
政治的公平性なんてあったもんじゃない。