音田昌子さんの「心に残ることば」

 

日本フルハップの会報誌「まいんど」を読んだ。

と言っても、読んだ裏表紙のエッセイ「心に残ることば」だけ。

今月は“人生100年時代”の生き方についての話だった。

 

取り上げられていたのは映画「PLAN75」。

75歳になったら自ら死を選べるという、近未来に本当にありそうな世界の話だ。

この作品にはとても興味があったのだが、知った時には近所の映画館では上映が終わっていた。

映画のストーリーはともかく、筆者の音田さんが引用した日野原重明さんの言葉がまさに心に残った。

 

「いのちは、その長さよりも質であり、深さであることに気づかなければならない」

質とは、深さとは何か。

ただ生きるだけではなく、人間らしく生きるために、どうすればいいのか。

父も母も兄弟も、日々老いてゆく。

仕事に忙殺される中にあっても、ふと立ち止まることがある。

そんなときに、残された時間の使い方を考えている。

 

 

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代表 堀行丈治
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By ほりゆき

ぶるぼん企画室代表の堀行丈治(ほりゆきたけはる)です。取材、執筆、撮影、編集を生業としています。