今日の茶道は濃茶が盆点、薄茶は葉蓋だった。
中級の免状は頂いたが、正直に言えばまったく分かっていない。
稽古しながら思うことは、自分は落ち着きがないということ。
作法の一つ一つを丁寧にしなければと思いながら、省略したり中途半端にしたりと
側から見れば不恰好な点前をしていると思う。
床の花は紫陽花、撫子、しもつけ、露草、糸芒。
白い撫子は初めて見た。しもつけという花も知らなかった。
茶道の時間はいつも、知らなかったことを教えてくれる。
そして、すぐ忘れる。
また一年後に同じ点前の稽古で思い出す。
その繰り返しだ。
振り返ると、三年半も続いている。
よく続けられるものだと我ながら感心する。
「茶道は和文化を総合したもの」と聞いて、教室に通い始めた。
軸は読めない、花の名も知らない、器のこともよく分からない。
和文化への理解など一向に進んでいない。
せめて相手を思いやる心を養えればいいのだけれど。
広島のライター&カメラマン
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