3時半に目が醒める。
前日の阿寒湖駐車場では我々の車だけだったが、
道の駅しゃりは車中泊の車が多い。
24時間営業のセブンとローソンをはしごして、朝食と山頂メシを確保。
斜里岳登山口に向かう。
登山口の山小屋でヘルメットの貸し出しをしていたが、このときはまだ事の重要性に気付かなかった。
登り始めるとすぐに渡渉が始まる。
そして延々と渡渉を繰り返す。

ゴアテックスシューズを信頼してジャブジャブと進んで行ったら、しっかり濡れた・・・。
同じモデルの靴を履いた友人は大丈夫だった。
履き古してボロボロだったせいかもしれない。
天気に恵まれすぎてこの日も暑い。

山頂からは羅臼岳も望めた。
ラスボス感がすごい・・・。
下山は想像以上にハードだった。
急傾斜の道が延々続き、さらに木の枝に20回以上頭をぶつける。
極めて不快!
ここでやっと、ヘルメットが必要だということに気づいた。
身長170センチ以上の人はヘルメット推奨。
体力と気力を消耗して下山。
暑さで再び頭痛に襲われる。
しかしこの日はこの後の展開が良かった。
まずは腹ごしらえに、道の駅パパスランドさっつるへ。
ここで名物のあんかけ焼きそば(大盛り)をいただく。

ボリュームも味も最高だった。
そして、下山途中の沢で水を浴びたシャツが、冷房で程よく冷やされて心地よい。
その後、パパスランドの温泉に入り、休憩室でゴロ寝。
クーラーの風直撃で、体の芯までクールダウンできた。
(寒くて目が覚めた)
おかげで熱中症の症状は一掃。
体が一気に軽くなった。
元気になったところで、ヴェゼルは一路網走へ。
翌日が祭りらしく、その会場となる網走の道の駅は車が入れない。
能取岬灯台を見て夕食を食べた後、女満別まで移動。
道の駅メルヘンの丘で一夜を過ごすことにした。
営業は終わっていたけど、ここも車中泊組が多くて安心できる。
この日の山行
斜里岳
距離:9.6km
時間:8時間12分